資産運用の基本のキ

2017年12月19日 23:20

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今の日本では長らく続いたデフレの時代からインフレの時代へ突入しています。
「デフレ」の時代では、銀行預金に預けておけば「額面」も「価値」も目減りしませんが、
「インフレ」の時代では「価値」が目減りしてしまいます。

2017年10月時点の日本のインフレ率は『0.37%』となっています。

ということは、最低でも自分の資産を0.5%以上で運用していかないとお金の価値が目減りしてしまうということを意味しています。
インフレの時代は「運用」が必須の時代といえるでしょう。

では、どのように運用すれが良いのでしょう。よくいわれる運用方法に「3つの分散による長期運用」があります。
3つの分散とは
①時間分散・・・毎月一定額を購入し続けるドルコスト平均法による積立投資。
②資産分散・・・国内外株式・国内外債券など投資対象の分散。
③通貨分散・・・日本円だけでなくアメリカドル・ユーロなど通貨の分散。

この3つの分散による長期運用が良いとされています。

短い運用期間では損をする確率も高いですが、長期で運用すると損をする確率が低くなります。
その前提になっているのは、「株式や債券は分散して長期保有すれば価値は上昇する」という考えです。
ただ実際、多くの投資家が実行できずにいます。なぜできないかというと、時間分散を長期で継続できないからです。
どうしても下落相場の時に不安が先行して売却してしまうのです。本来、相場が下落している時は、時間分散効果が発揮される時です。
株価が下がっている時は、株価が高い時に比べて多くの株数を購入できます。
平均取得価格を下げられるチャンスで、これこそがドルコスト平均法の醍醐味ですが、多くの投資家がこのチャンスの時に買うのではなく、売却してしまいます。
相場が下落している時は、悪いニュースが溢れており、心理的に売却したくなるのです。
しかしその時に相場に一喜一憂してはいけません。
時間分散を長期で継続できることが成功のカギになります。

資産運用でお悩みの方は是非一度ご相談ください。

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