家計の3大プロジェクトその①【住宅ローン】

2018年4月22日 12:44

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前回の投稿からしばらく間が空いてしまいましたが、
今回から3回のシリーズで「家計の3大プロジェクト」について述べていきたいと思います。

家計における3大プロジェクトとは
・住宅ローン
・教育資金
・老後資金
です。

第一回目の今回は「住宅ローン」について述べていきたいと思います。

住まいに関する支出は、家庭の大きな割合を占めるものです。

まず、教育費や老後資金といった「貯金」よりも、優先すべきは住宅ローンの返済です。
ただしその前提として、住宅ローンを抱えている人でも、最低でも200万円程度の預貯金は確保しておきましょう。
これは教育費・老後資金とは別に、突然の病気や失業といった人生の不測の事態に備えるためです。

最低限の貯金をつくった後は、さらなる貯金増額よりも、住宅ローンの返済を優先しましょう。返済を進めることで利息の負担を減らすことができるからです。
ただし例外として、住宅ローン控除を受けている期間は、ゆっくり返済することも選択肢の一つです。
現在は住宅ローン金利が非常に低いために、無理をしてまで返済を進める必要はありません。

住宅ローン控除の仕組みについても、簡単におさらいしておきましょう。

住宅ローン控除とは、購入1年目から10年目までの年末のローン残高の1%が所得税や住民税から控除され、確定申告で戻ってくる制度です(控除限度額あり)。
繰り上げ返済を進めると、年末時点のローン残高を減らすことになります。
そのため、この期間はあえて繰り上げ返済をせずに貯金をして、住宅ローンの控除期間終了後に、積極的に繰り上げ返済をする方法もある、ということです。

しかし、繰り上げ返済が有利になるか否かについてはその時の状況によって異なります。

もし、そのようなお悩みを抱えておられる方は是非一度ご相談ください。

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