保険の見直しのタイミング①

2018年3月27日 11:00

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広島でトータルマネーコンサルタントを行っている新井智美です。
すっかり春めいて桜もほぼ開花してきましたね。
お部屋の暖房器具もそろそろお片付けの時期でしょうか。

さて、今日から保険の見直しのタイミングについて、2回に分けてお話したいと思います。

保険はご自身のライフサイクルに合わせた見直しが都度必要となります。
主なライフサイクルとして「独身」「新婚」「出産」「離婚」「子供の独立」「住宅購入」「退職」の7つがあげられますが、
今回は最初の4つのパターンにおける見直しのポイントをご説明します。

 

1.独身の場合
独身の方については、ご自身の死亡保険はほとんど不要だと考えられます。
死亡保障の有無は自分自身が死亡してしまった場合に、経済的に困る人がいるかどうかです。
ですので自分自身が困ったときの保障となる医療保険、または貯蓄機能を有している保険への加入が良いといえます。

2.結婚した時
結婚により自分に配偶者ができた場合、ここでお互いの保険について考えてくる必要が出てきます。
万が一の場合に配偶者が経済的に困窮しないように死亡保障や家計収入保障を考え始める必要があります。

3.出産・妊娠した時
子供ができると、家族に対する責任が重くなります。
従って、本格的な死亡保障も含めた保険を検討するタイミングであるともいえます。
子供が独立するまでに必要となる保障は生活費も含めるとかなり高額になります。
その部分を定期保険や収入保障など、必要に応じて活用しましょう。

4.離婚した時
離婚した場合は、子供がいるかどうかが焦点となります。
子供がいる場合は子供がいる場合と同様に、万が一のことがあった場合の子供のための死亡保障を用意しておくべきです。
逆に子供がいない場合は独身時と同じように医療保障を手厚くすると良いでしょう。

次回は、「子供の独立」「住宅購入」「退職」の時の見直しポイントをお伝えします。
今回も読んでいただきありがとうございました。