資産運用の基礎知識その②
2018年3月13日 12:31
広島でトータルマネーコンサルタントを行っております新井智美です。
すっかり春めいた陽気になってきました。
朝晩はまだ肌寒いですが、これから一気に春になっていくのでしょうか。
桜の開花が楽しみですね(≧▽≦)
前回のブログで基本4資産と言われる
「国内債券」「国内株式」「海外債券」「海外株式」
の運用商品についてご紹介させていただきましたが、
今回は各々の商品の特徴についてお話したいと思います。
1.株式
株式とは、企業が事業のために資金を調達する際に発行するもので、投資家(株主)は企業の業績などに応じて配当を受け取ったり、株式を売買することで収益をえることが出来ます。
株式には満期がないため、いつでも株式市場で売買することが可能です。
株価が上がる主な要因としては「景気回復」「企業の業績向上」があげられ、逆に下がる要因は「景気後退」「企業の業績悪化」となります。
2.債券
債券とは、国や企業が必要な資金を借り入れるために発行するもので、投資家は発行時に定められた利息を定期的に受け取り、満期まで保有することで元本(額面金額)が返済されます。
債券価格が上がる要因は「金利の低下」「国や企業の信用力上昇」が挙げられます。逆に、「金利上昇」「国や企業の信用力低下」の時には債券価格が下がると言われています。
3.海外資産(外貨建ての海外株式・海外債券など)
海外資産に投資する場合は、円と外国通貨を交換する必要があり、購入時点の『為替レート』で外国通貨に換算して購入します。海外資産を売却する際には、再度売却時点の為替レートで円に換算しなおすことになるため、売却価格も変動することになります。
株式や債券そのものの値動きに加え、為替レートの影響により価格が変動することが特徴です。
資産運用を行う際には上に述べた特徴を理解して、自分の目的に沿った商品を選ぶ必要があります。
商品を選ぶうえで、必ず把握しておかなければいけないのが各々どれだけのリスクがあり、どれだけのリターンが期待されるのかということです。
次回のブログではリスクとリターンについてお話していきたいと思います。
これからのトータルマネーコンサルタントの新井智美をどうぞよろしくお願いします。