老後に向けた資産運用について

2017年12月5日 21:37

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HPを開設して早くも1週間が経ちました。
その間に100人以上の方に「いいね!」をいただき、本当に嬉しく思っております。

さて、この1週間の間に数回程企業様に赴いてセミナー講師をさせていただく機会に恵まれました。
内容は401k(確定拠出型年金)の資産配分の考え方についてでしたが、

私の親の世代とは異なり、老後の保障は今や完全に自己責任の時代になってきているなということを痛感しています。
給料も右肩上がりではなくなり、老後に不安を感じておられる方は少なくありません。
もちろん皆さんもご自分の老後についての不安等については何かしら対策を考えておられると思いますが、
貯蓄を増やすのはもちろんのこと、同じくらい重要となるポイントは『節税』です。
今回は折角の機会ですので個人型確定拠出年金(iDeCo)について簡単に説明してみたいと思います。

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、基礎年金(1階部分)、厚生年金保険(2階部分)などの公的年金に上乗せして給付を受ける
私的年金(3階部分)のひとつです。
2017年1月から専業主婦(夫)、公務員を含め、基本的に60歳未満の全ての成人が利用できるようになりました。

最終的には、60歳以降に年金または一時金として受け取り、厚生年金や国民年金にプラスして老後の生活資金として活用することになります。

個人が自由に預け先を選ぶことができない企業型確定拠出年金と異なり、自分の求める運用方針に沿った金融機関や商品を選ぶことができる点も大きなポイントです。
手数料や取り扱い商品は各機関によって異なるため、自分や家族の人生設計に基づいて決めることが大切です。
拠出金額は5,000円以上がポピュラーで、1,000円単位で設定できるものや、後から変更できるものなど様々です。

iDeCo(個人型確定拠出年金)のメリットは次の2つです。
1.掛金・運用益は非課税
2.年金として受け取る際の所得控除
つまり3つの面で税制の優遇を受けることができます。

iDeCoには様々な機関がかかわっています。
直接の窓口は銀行・証券会社等の運営管理機関ですが、運営の主体は国民年金基金連合会で、拠出の管理を行っています。
その他、資産残高の管理で信託銀行や、実際の商品を運用する、運用会社などがあります。

iDeCoを始めてみたいけど、どの窓口に申し込みそしてどのように運用していけばいいのかわからない...という方は
是非一度ご相談ください。