画像:新井智美

2026年1月14日

マネー

一生役立つお金レッスン7:お金でストレスを減らす習慣とは?

お金でストレスを減らす習慣とは?数字が苦手でもできる“新しいお金の整え方”

お金の不安やストレスは、「収入が少ないから」「貯金が足りないから」だけが原因ではありません。
実は多くの人が感じるモヤモヤは、**“お金そのもの”ではなく “お金にまつわる判断や情報量”**に疲れていることがほとんどです。

本記事では、よくある節約や家計管理とは違う切り口で、
数字が苦手な人でもできる 「ストレスを減らすためのお金の習慣」 を紹介します。


■ お金のストレスの正体は「金額」ではない

「もっと稼げれば不安がなくなるはず」と思いがちですが、
実際には収入が増えてもお金の悩みが続く人は少なくありません。

その理由は明確で、
ストレスを生んでいるのは以下のような**“見えない負担”**だからです。

  • 選択肢が多すぎる(保険、投資、節約の情報が溢れている)
  • 使う前に毎回「これでいいのかな…」と迷う
  • 判断の基準がない
  • 把握できていない不安
  • 将来の見通しが立たない

つまり、ストレスの原因=金額ではなく、意思決定の負担なのです。


■ ストレスを減らすための5つの習慣

ここからは、心理面・環境設計にフォーカスした実践的な習慣を紹介します。

### ① 「お金疲れ」が起きる瞬間を見つける

家計簿をつける前にやるべきなのは、
どんな場面でストレスを感じているのか把握すること。

例:

  • どの支払い方法を使えばいいか迷う
  • サブスクが多すぎる
  • 度重なる小さな買い物で罪悪感が残る
  • 見えない固定費に不安を感じる

“原因特定”こそ、最も効果的で続けやすい改善策です。


② ルールを増やすのではなく「減らす」

節約術や家計術はルールが多いほど疲れます。

大事なのは、
「これだけ守れば大丈夫」という基準を1つ決めること。

例:

  • 迷った買い物は1日置く
  • 特定の支払いはこのカードに統一
  • 食費はこの財布だけ
  • 貯金は給料日当日に自動で振替

ルールを増やす→ストレスが増える
ルールを減らす→ストレスが減る

これは非常に再現性の高い法則です。


③ 感情ベースで予算を決める

お金の管理=数字、と思われがちですが、
続かない最大の理由は感情と数字がズレるから

そこでおすすめは、
「安心できるライン」「不安になるライン」で予算を設定する方法。

例:

  • これだけ残っていれば安心
  • これ以上使うと不安になる

人は感情に左右されやすいため、数字よりも無理なく習慣化できます。


④ お金の“置き場所”で行動を変える

心理学的にも、
どこに置いてあるか が支出行動に大きく影響すると言われています。

  • すぐ取り出せる財布 → 衝動買いが起きやすい
  • 少し手間のかかる封筒・別口座 → 無駄遣いが減る

特に“迷う出費”は、
取り出す手間がかかる場所に隔離しておくだけで、ストレスが激減します。


⑤ 「未来の自分を助ける仕組み」を作る

貯金や積立が続かない人は、
「今の我慢」と捉えていることが多いです。

逆に、
未来の自分にプレゼントしている
という感覚で積み立てると続きやすくなります。

最も手軽なのは、
給料日に自動で貯金される仕組みを作ること。
強制力があるほど、ストレスはむしろ軽くなります。


■ お金のストレスを減らす最も確実な方法

お金の悩みの多くは、収入よりも意思決定の負担から生まれます。
そのため、以下の3つを整えるだけで、驚くほどラクになります。

  1. 迷わない仕組み
  2. 管理を減らす設計
  3. 恐怖や不安を可視化する習慣

完璧な家計管理も、細かすぎる予算設定も必要ありません。
ストレスを減らす本質は、数字ではなく環境と考え方のデザインなのです。


■ まとめ:お金のストレスは“整え方”で変えられる

  • お金のストレスの正体は「判断の負担」
  • ルールは増やさず、迷わない仕組みを作る
  • 感情ベースで予算を決めると続きやすい
  • 置き場所を変えるだけでも浪費が減る
  • 自動化や仕組み化で未来の自分を助ける

お金に強くなる必要はありません。
自分が迷わない環境を少し整えるだけで、ストレスは自然と減っていきます。

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