85歳まで借りれるローンって本当にあるのかな?
年金生活でも借入できるのか気になるよね。
人生100年時代と言われる今日、シニア世代の金融ニーズも多様化しています。でも、高齢になるほど借入れが難しくなるのも事実。そんな中で、85歳まで利用できるローンが本当にあるのでしょうか?
この記事では85歳まで借りれるローンの詳細や70歳以上の高齢者でも借りれるカードローン会社を注意点を交えつつ紹介していきます。
シニア世代の方々が安心して利用できる金融サービスについて、詳しく解説していきます。
85歳まで借りれるローンは存在するが…条件付き
ただし、85歳まで借りれるとなると金融機関としてもリスクが高くなるため「条件が比較的厳しめ」設定されています。
条件に合わなかったり審査落ちした場合の対処法もこの記事の後半では解説しています!
高齢者向けローンは、一般的なローンと比べて特殊な条件や制限がある場合が多いため、事前に条件や審査のポイントなどを理解したうえで申込むのが大切です。
80歳まで借りられるローン2つ
- ベルーナノーティス
- セゾンファンデックス生活支援ローン
ベルーナノーティスは、14日間の無利息サービスが何度でも利用できます。一方、セゾンファンデックスは60歳以上限定で2か月に1回の返済が可能です。
ただし、両社とも在籍確認があるので、は注意が必要です。
現実的に80歳間近で働いているケースは少ないので正直現実的ではありません。
85歳まで借りられる条件
85歳まで借りられるローンの条件は、一般的なローンよりも厳しく安定した収入源があることが、最も重要な条件となります。
多くの金融機関では、高齢者への貸付はリスクが高いと判断しているため、返済能力はもちろん健康状態まで確認されるケースが多いです。
- 年金以外の収入がある
- 健康状態が良好である
- 返済能力が十分にある
- 担保となる資産がある
仮に収入が無くても「担保となる資産」があれば85歳まで借りることも十分できます。例えば持ち家の一軒家やマンション、不動産投資している場合はアパートや賃貸している部屋などです。
「プランネルフリーローン300」は85歳まで利用可能な数少ない商品です。
年金のみの収入でも申し込みができる点が、高齢者にとって大きな魅力となっていますが、審査は厳格に行われるため、少々厳しめであるのは事実です。
年金収入は安定収入にならない
年金収入だけでもローンの申し込みができるのかな?
年金収入でも申し込みができる場合もありますが、多くの金融機関では年金を安定収入とみなさない傾向にあります。
年金はあくまで老後生活をするためのお金であってお金を借りるための資金ではないからです。
この商品は、高齢者の生活支援を目的としているため、柔軟な対応をしています。
ただし、年金額や他の条件によっては審査に通らない可能性もあるので注意が必要です。
審査は返済能力と健康状態が特に大切
特に「返済能力と健康状態」が、主な審査のポイントとなります。
審査では、以下のような点が重視されます。
- 年金以外の収入源の有無
- これまでの返済履歴
- 資産状況(不動産や預貯金など)
- 健康状態や生活状況
高齢者向けローンならではの注意点もあり返済期間が長期化すると、返済不能リスクが高まる可能性があるため、死亡時の返済義務についても、事前に確認しておく必要があります。
事前に確認する理由は残された家族のためでもあります。必ず確認しましょう!
また、金融商品もすぐに決めずきちんと比較してから選ぶことで失敗を減らすことができます。
【70代まで】高齢者でもお金を借りれるカードローン3選
70代の方が利用できるローン商品は、比較的選択肢が広がりますので、早めに行動するのをおすすめします。
- プロミス
- アコム
- SMBCモビット
主要な4つの商品を見ていきましょう。
プロミス|18歳~74歳まで借入可能で審査最短3分
- 最短3分の審査スピード
- 30日間利息0円キャンペーン中
- 50万円以下なら収入証明書が不要
プロミスは、18歳以上74歳以下まで借入できる三井住友フィナンシャルグループの一員として信頼性が高い会社です。30日間無利息サービスや、最短3分での審査が特徴的な安心できる消費者金融です。
さらに50万円以下なら原則として収入証明書不要で運転免許証などの本人確認書類があればOKですので、すぐにお金を借りたい方にも向いています。
30日間無利息=利息が0円なので、期間内に返済できる方は特にリスクなく利用できます。
金利(実質年率) | 4.5%~17.8% |
---|---|
借入限度額 | 最大500万円 |
無利息期間 | 初回借入日から30日間(新規契約のみ) |
申し込み方法 | インターネット、電話、自動契約機、店舗 |
審査時間 | 最短3分 |
融資スピード | 即日融資可能(条件あり) |
返済方法 | 口座引き落とし、銀行振込、ATM、インターネット返済 |
必要書類 | 本人確認書類 収入証明書(必要に応じて) |
その他特徴 | 24時間申し込み可能、Web完結可能、サポートが充実 |
公式サイト | https://cyber.promise.co.jp/ |
アコム|20歳〜72歳まで借入可能で着金最短20分
- 最大30日間金利0円
- 最短20分で借入可能
- 24時間365日申込み可能
アコムは、三菱UFJフィナンシャル・グループの一員として知られる大手消費者金融です。最大30日間金利0円、最短20分での借入が可能という特徴があります。
24時間いつでもWEBから申し込めるので、夜間や休日の急な出費に便利です。
金利(実質年率) | 3.0%~18.0% |
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借入限度額 | 最大800万円 |
無利息期間 | 初回契約翌日から30日間(新規契約のみ) |
申し込み方法 | インターネット、電話、自動契約機、店舗 |
審査時間 | 最短30分 |
融資スピード | 即日融資可能(条件あり) |
返済方法 | 口座引き落とし、銀行振込、ATM、インターネット返済 |
必要書類 | 本人確認書類、収入証明書(必要に応じて) |
その他特徴 | 24時間申し込み可能、Web完結可能、スマホアプリで残高確認や返済可能 |
公式サイト | https://www.acom.co.jp/ |
SMBCモビット|20歳~74歳まで借入可能で簡易審査10秒
- 10秒簡易審査で事前借入確認ができる
- 最短15分で融資可能
- 三井住友銀行グループの大手運営
SMBCモビットは、三井住友銀行グループの消費者金融です。10秒簡易審査、最短15分融資、Vポイントの貯まるWEB完結申込みが特徴です。
来店不要で郵便物や電話連絡も無いため誰かにバレる心配もありません。
10秒簡易審査ではご自身がどのくらい借り入れできるか事前に審査ができるので、まずはそもそも希望額借り入れができるのか?公式サイトから確認しておきましょう。
金利(実質年率) | 3.0%~18.0% |
---|---|
借入限度額 | 最大800万円 |
無利息期間 | なし |
申し込み方法 | インターネット、電話、自動契約機(ローン申込機) |
審査時間 | 最短30分 |
融資スピード | 即日融資可能(WEB完結申込や条件あり) |
返済方法 | 口座引き落とし、銀行振込、ATM、インターネット返済 |
必要書類 | 本人確認書類、収入証明書(WEB完結申込には必要) |
その他特徴 | WEB完結で申込可能 電話連絡や郵送物が不要 アプリ取引も可能 |
公式サイト | https://www.mobit.ne.jp/ |
銀行系カードローンは年齢制限が特に厳しい
年金収入のみでの申込は難しい場合が多いです。
一方で、金利が低めなので長期で借り入れを予定している場合は審査に通れば返済の負担は軽くなります。
とはいえ、年齢的にも長期間の借り入れはリスクだらけなので、無理ない範囲で利用するようにしましょう。
高齢者が知っておくべきローン利用の注意点
高齢者がローンを利用する際は、若い世代以上に慎重さが求められます。
- 返済能力の正しい判断方法
- 担保設定のメリットとリスク
- 家族への影響
- 公的融資制度の活用法
- ローン詐欺対策
例え借入ができたとしても最悪のケースを考えてください。残される家族のためにも必ず5つの注意点を理解してうえで利用しましょう!
返済能力の正しい判断方法
返済能力を判断する際のポイントは以下の通りです。
- 現在の収入(年金、副収入など)を正確に把握する
- 将来の収入変動を予測する
- 固定費(生活費、医療費など)を計算する
- 余裕を持った返済計画を立てる
例えば、月々の返済額は収入の1/3を超えないことが望ましいとされています。また、予期せぬ出費に備えた貯蓄も必要です。
返済能力を過大評価すると、後々苦しくなる可能性がありますので慎重に、かつ正直に自分の返済能力を判断することが大切です。
担保設定のメリットとリスク
しかし、担保設定にはメリットとリスクの両方があります。
メリット | デメリット |
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低金利でローンを組める可能性がある 借入限度額が高くなる 年齢制限が緩和される場合がある 無担保ローンよりも審査に通りやすい | 返済できない場合、担保物件を失う可能性がある 不動産価値が下落すると借入限度額が減る 相続問題が複雑化する可能性がある 担保物件の管理義務が生じる |
特にリバースモーゲージの場合、これらのリスクを十分に理解する必要があります。
担保設定は慎重に検討し、家族とも十分に相談しましょう。
家族への影響を考えよう
将来の相続問題にも関わる重要な決断だからで家族への影響として考えられるのは以下の点です。
- 返済が滞った場合の保証人問題
- 死亡時の返済義務の有無
- 担保物件の処分による相続への影響
- 家族間の意見の相違による関係悪化
特に注意が必要なのは、連帯保証人を立てる場合です。
連帯保証人は、借主と同等の返済責任を負うことになります。家族全員で話し合い、理解を得ることが重要でローンは個人の問題だけでなく、家族全体に影響を与える可能性があることを理解しておきましょう。
公的融資制度の活用法
民間のローンよりも条件が緩和されている場合があります。
公的融資制度 | 特徴 |
---|---|
緊急小口資金 | 少額の融資 無利子 条件が比較的緩い |
不動産担保型生活資金 | 土地を担保に月30万円以内で貸付 年3%の金利 保証人が必要 |
福祉費(介護サービス費用など) | 貸付限度額40万円 連帯保証人ありなら無利子 |
年金生活者支援給付金制度 | 公的年金に上乗せ支給 収入条件あり |
公的融資制度は、緊急時や生活困窮時に活用できますが、申請から融資までに時間がかかる場合もあります。
ローン詐欺から身を守る
さすがに自分には関係ない…そう思って自信がある人ほど簡単に騙されます。
ローン詐欺から身を守るためのコツは以下の通りです。
- 突然の電話やメールでの勧誘には応じない
- 「今だけ」「特別」といった言葉に惑わされない
- 契約書をよく読み、不明点は必ず質問する
- 家族や信頼できる人に相談する
- 公的機関や登録貸金業者かどうか確認する
特に注意が必要なのは、年金担保融資を勧める業者です。年金担保融資は法律で禁止されており、このような勧誘は違法です。
また、個人情報の取り扱いにも十分注意しましょう。安易に個人情報を提供すると、悪用される恐れがあります。
少しでも怪しいと感じたら、きっぱりと断ることが大切です。
まとめ
この記事では、85歳まで借りられるローンの存在や、高齢者向けの様々な金融商品について詳しく解説してきました
85歳まで借りられるローンは存在しますが、選択肢は限られ条件が非常に厳しいので現実的ではありません。
70代以上の高齢者なら「カードローン」がまだ利用できますので、今のうちに利用して将来のために備えておくことが大切です。
しかし金利はかかるため大きな金額や長期間の借入はリスクになるのでしっかりと家族と相談したうえで後悔ない選択をするようにしましょう!