楽天証券って、やめたほうがいいの?
最近ポイント制度が変わったみたいだけど…。
積み立てNISAなど投資を始めようと思った時、楽天経済圏だし楽天証券にしよう!と安易に決めるのは待ってください。
ネットで検索すると「楽天証券 やめたほうがいい」と月間で1万人以上の方が検索しており不安を抱えている人は多いです。しかしなぜやめたほうがいいと言われているのか?理由を確認したうで口座開設することをおすすめします。
そこで今回は、楽天証券がやめたほうがいいと言われる噂の真相を徹底調査していきます。
楽天証券をやめたほうがいい悪い評判や口コミ
楽天証券には、やめたほうがいいと言われる理由がいくつかあります。
- グループの業績不振が心配
- ポイント制度の改悪が多い
- サポート対応の質にばらつき
- アプリの不具合が時々発生
以下の4つの理由について、詳しく見ていきましょう。
グループの業績不振が心配
楽天グループは大手企業で業績が安定していると思っている方も多いですが実は業績不振と言われており、5年連続で最終損益が赤字となっている点が大きな問題です。
- 2023年12月期の最終損益は3394億円の赤字
- モバイル事業が主な赤字の原因
- 前年度よりも赤字幅は縮小傾向
特に楽天モバイルのモバイル事業がかなり足を引っ張っている印象で、前年に比較すると赤字額は縮小していますが、引き続き赤字の状態であるのは間違いないです。
しかし、この業績不振が直接楽天証券の運営に影響するわけではなく、楽天証券自体の業績は好調で、2023年12月期の営業収益は約1108億円となっています。
むしろ楽天証券は調子が良いので、楽天グループの業績と楽天証券の安全性は、必ずしも同じではないということです!
ポイント制度の改悪が多い
楽天証券のポイント制度は、度々見直しが行われており「楽天証券 改悪」といった声が多数あります。
特に、SPU(スーパーポイントアッププログラム)の獲得上限ポイントの大幅減少が問題視されていて、日ごろから楽天を利用する楽天経済圏のヘビーユーザーからは不満の声が上がっています。
- 楽天プレミアムカードの特典が大幅削減
- 「5と0のつく日」のポイント倍率や獲得上限ポイントが減少
- クレカ積立のポイント還元率が固定化
ポイントありきで楽天証券を選択している方も多く、このポイント制度の魅力が減るとわざわざ楽天証券を選択するメリットすら怪しくなります。
改悪によって得られるメリットが減少すれば、他社への乗り換えを検討する人も出てくるでしょう。
サポート対応の質にばらつき
楽天証券のサポート対応には、一部質のばらつきが指摘されており、問題解決に時間がかかることが多いようです。
具体的には…
- 審査手続きの連絡が遅い
- 対応する担当者によって回答が異なることがある
- 複雑な問題の解決に時間がかかる
実際審査手続きに関しては楽天証券に関わらず時間がかかるものなので、そこまで大きな遅延は現状ありません。
また大手企業だからこそ対応スタッフも多く、質の統一化は会社としても重視しているかと思うので担当と合わないと思ったら別の方に変えてもらうのが無難です。
アプリの不具合が時々発生
楽天証券のスマホアプリ「iSPEED」は、ログインできなくなる・取引できなくなったという不具合が報告されています。
急にアプリがフリーズしたり、注文ができないなど状況によっては生じる可能性がありますが、こちらも楽天証券に限った話ではなくどのサービスを使っても不具合のリスクは発生します。
楽天証券で良かった評判・利用者の口コミ
- 日経テレコン(楽天証券版)が無料で読める
- 楽天キャッシュ積立でポイントが0.5%還元
- 楽天ポイントで少額から投資できる
- 初心者でも使いやすくて迷わない
日経テレコンと日経新聞が無料で読める
今気づいたんだけど、楽天証券の口座を持ってたら日経テレコンから日経新聞の記事読めるんだ。もう6年くらい二重投資してたのか、俺は
引用:X
楽天証券に登録しているユーザーは日経テレコン(楽天証券版)と日経新聞(電子版)を無料で読むことができます。
日経テレコンは月額8,800円、日経新聞電子版は月額4,300円のため楽天証券の口座開設をするだけで毎月約13,100円節約することができます。
楽天キャッシュ積立でポイントが0.5%還元
しかも、チャージで0.5%、自動支払いで0.5%のため実質1.0%の還元されるのはメリットです。
【設定方法】
各ファンドのページ→つみたてNISA積立注文→楽天キャッシュ(電子マネー)を選択するだけ。
楽天ポイントで少額から投資できる
- 投資信託
- 国内株式(現物取引)
- 米国株式(円貨決済)など
さらに楽天ポイントを1P使うだけで、楽天市場のSPUが0.5%UPするため楽天市場でよくお買い物をする方には最適です。
初心者でも使いやすくて迷わない
初心者にオススメの証券会社は『楽天証券』 理由は「操作画面が使いやすいから」 →SBI証券ではじめた方で「使いにくい」という声を何度も聞いてます(ちなみにウチの妻も)。ここで挫折しそうになる人も。投資はまず「はじめること」が何より大事。なので、使いやすい楽天証券をオススメしてます。
引用:X
投資初心者にとってわかりにくい…は致命的です。楽天証券はUIが初心者向けのため非常に見やすく操作性が高いのが特徴です。
さらにアプリも使いやすくトータルで初心者に優しいそしてわかりやすい証券会社です。
楽天証券は最も満足度が高い証券会社
アンケートにて各証券会社のおすすめ度を調査した結果「楽天証券」がこれから投資を始める初心者におすすめできるという結果となりました。
楽天証券やめたほうがいいと言われ不安になっている方も「楽天証券」なら安心して口座開設して問題ないでしょう。
楽天証券がおすすめな人 公式サイト | ・楽天経済圏の人 ・手数料を安く抑えたい人 ・シンプルで使いやすさを求める人 |
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【体験談】楽天証券を5年以上利用した筆者は大きな不満は無い
筆者は普段の買い物は楽天市場で買うため楽天ポイントが溜まる楽天証券を選んで口座開設しています。
将来のための貯蓄として利用していますが楽天証券をやめたほうがいいと思ったことや大きな不満を持ったことはないです。
- ポイントが溜まる&投資できるのは嬉しい
- 管理画面がシンプルで初心者でも見やすかった
- 少額から投資でき気づいたらまとまった金額になっている
- どんどん金額が増えるとモチベーションアップする
ネットでは「やめたほうがいい」「潰れる」「改悪」など悪い声ばかり気になりますが実際のところ楽天証券としては業績も好調ですし圧倒的に利用者数が多いので、迷うことなく楽天経済圏ユーザーなら「楽天証券」で問題ないです!
楽天証券は本当に安全?潰れる可能性やリスク
業績が赤字と聞いて潰れるのでは?と不安な方も多いと思います。
現在の楽天証券の業績やそもそも潰れるまでの仕組みなどを理解しておくと安心して証券会社を選ぶことができます。
楽天証券が万が一潰れた場合のリスクと預けた資産はどうなるのか?詳しく見ていきましょう。
以下の4つのポイントについて、詳しく説明します。
- 楽天証券の現在の業績
- 証券会社の破綻時の資産保護
- 投資者保護基金の仕組み
- 顧客資産の分別管理とは
楽天証券の業績は好調
特に、2023年12月期の営業収益は約1108億円を記録し、安定した成長を示しています。
さらに下記を見ても楽天証券の業績は比較的順調と言っても問題ないでしょう。
- 2024年4月に証券総合口座数が1,100万口座を突破
- NISA口座開設数も大手10社中1位
- JCR(日本格付け研究所)でA-ランクに格付け
この業績を見ても楽天グループが赤字だからと言って楽天証券が潰れる可能性はほぼ無いと思って問題ないです!
仮に証券会社が潰れても資産は保護される
特に、金融商品取引法による「分別管理」の義務付けが重要な保護措置となっています。
これにより、証券会社の破綻時でも顧客の資産が守られる仕組みが整っています。
ただし、全ての資産が100%保護されるわけではないため、リスク分散は常に行っておくのが無難です。
投資者保護基金の仕組み
補償上限が1,000万円あるため一定額までの資産は確実に保護されることになります。
- 株式、公社債、投資信託が補償対象
- 信用取引に係る保証金も対象
- 国内取引所の先物・オプション取引の証拠金も対象
楽天証券を含む日本の証券会社は、投資者保護基金に加入しています。
補償上限が1,000万円のため大口投資家は注意が必要です。
顧客資産の分別管理とは
この仕組みにより、証券会社の経営状態に関わらず顧客資産が保護されます。
- 株式、投資信託、債券が分別管理の対象
- 預り金や信用取引保証金も対象
- 先物・オプション取引証拠金も対象
楽天証券で口座開設するメリットとデメリット
メリット | デメリット |
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初心者向けで使いやすい 楽天ポイントで投資できる 1株から少額投資可能 | ポイント制度の変更が多い サポートの質にバラつきがある |
楽天証券には、楽天ポイントで投資できさらにポイントが貯まるのが魅力です。
楽天経済圏で生活している方は、間違いなく「楽天証券で口座開設」するのがおすすめです。
一方、楽天市場など普段あまり使うことがない方や三井住友カードを持っている方はSBI証券の方がメリットが高いのでおすすめです。
基本的には「楽天証券」「SBI証券」のどっちかで口座開設すれば間違いないです!
まとめ
この記事では、楽天証券がやめたほうがいいと言われる理由や実際の利用者の口コミ評判を調査しました。
- グループの業績不振が心配
- ポイント制度の改悪が多い
- サポート対応の質にばらつき
- アプリの不具合が時々発生
楽天証券は、グループ全体の業績不振やポイント制度の改悪など、不安な点がある一方で、初心者向けの使いやすさやポイント投資ができるメリットもあります。また、現時点での破綻リスクは非常に低く、顧客資産も保護される仕組みがあるので心配は不要です。
特に楽天経済圏の方は「楽天証券一択」で問題ないですしポイントが貯まるのでむしろメリットが多いです。