独立系FPって実は怪しい?3つの理由と失敗しないFP探しのコツを紹介

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独立系FPって実は怪しい?3つの理由と失敗しないFP探しのコツを紹介
悩んでいる人

独立系FPってなに?
本当にお金の話をして大丈夫なのかな?

「怪しい」と懸念されている独立系FPですが、実は多くのメリットがあります

この記事では、独立系FPの概要や怪しいと言われる理由、利用するメリットを紹介します。

独立系FPを探すコツや利用するときの注意点も紹介するので、ぜひ最後までチェックしてください。

目次

独立系FPとは

企業に所属していないFPを「独立系FP」といいます。

企業に所属するFPとの違い

企業に所属するFPと独立系FPの違いは下記の通りです。

スクロールできます
独立系FP企業系FP
所属個人事務所など金融機関など
相談料有料が多い無料が多い
立場中立的な立場自社商品を販売する立場
ノルマ無いことが多い有ることが多い
報酬顧客から相談料をもらう所属する金融機関から手数料をもらう
メリット顧客ニーズに合ったアドバイスがもらえる無料で相談できる
所属企業が取り扱う商品知識が豊富
デメリット相談料がかかる
(1時間5,000円~20,000円程度)
ノルマ達成のために
商品提案をする可能性がある

独立系FPの種類

独立系FPは、所属する団体・組織によって下記の2種類にわけられます。

  • 個人事務所に所属する独立系FP
  • FPを取りまとめる団体に所属する独立系FP

どちらのタイプも顧客ニーズに沿った相談ができるのが特徴です。

個人事務所に所属

起業して事務所を立ち上げる、もしくは個人事務所に所属するFPをさします。

相性が合えば長い付き合いになる、地域に根差したFPが見つかるのが特徴です。

FPを取りまとめる団体に所属

FPを取りまとめている団体に所属して、仕事を発注してもらうFPのことです。

利用者側のメリットとして、多くのFPから選べる、口コミ・評判を見つけやすいなどがあります。

独立系FPが怪しいと言われる3つの理由

独立系FPが怪しいと言われるのには下記のような理由があります。

  • 実績や口コミ・評判がわからないから
  • 特定の商品を押し売りされそうだから
  • 相談料金が高いから

実績や口コミ・評判がわからないから

これまでの実績や利用者の口コミ・評判がわからないのは、独立系FPが怪しいと言われる理由の一つです。

Webサイトで良い点だけ掲載されていると、本当に信頼できるFPなのか判断しづらいからです。

日本FP協会※1の検索システムでは、全国のCFP®認定者※2を探すことができます。

実際に利用した人の声が確認できるWebサイトも掲載されています。

※1 日本FP協会:FPの啓発や普及、養成を行うNPO法人
※2 CFP®認定者:高度な知識と経験をもって長期的かつ総合的な視点で適切なアドバイスをし、他のFPの規範となる確固たる職業倫理を身につけているプロフェッショナルのこと(参照:日本FP協会

特定の商品を押し売りされそうだから

しつこい商品勧誘がありそうな点も不信感を抱く理由の一つです。

日本FP協会では顧客の最善の利益を追求しなければならないという倫理規定を掲げています。

編集部

このような倫理規定を順守しているFPであれば、利益重視の商品勧誘をしてくるとは考えにくいでしょう。

相談料金が高いから

相談料が高いことも、怪しいと感じる要因でしょう。

下記の図は、日本FP協会が調査した相談料の結果です。

日本FP協会によるFP相談料金の調査結果
出典:相談料の目安(有料相談) | 日本FP協会

協会が認定しているCFP・AFPの1時間あたりの相談料は、5,000円~10,000円が最も多い結果となっています。

編集部

相談料をもらっているからこそ、売上目標だけを考えず、顧客に寄り添ったアドバイスができます。

実際は怪しくない!独立系FPを利用するメリット

独立系FPを利用するメリットには次の点があります。

  • 中立的な立場でお金のアドバイスをもらえる
  • 多くの商品から選んでくれる
  • より専門的な相談ができる

中立的な立場でお金のアドバイスをもらえる

独立FPに相談するメリットの一つ目は、中立的な立場で相談に乗ってもらえることです。

企業系FP(保険会社など金融機関に所属するFP)は、ノルマ達成のために積極的に商品の勧誘をします。

編集部

独立系FPは顧客から相談費用をもらっているので、ノルマを設定せず、真に必要なアドバイスをすることができます。

多くの商品から選んでくれる

特定企業の商品だけではなく、幅広いラインナップから最適なものを選んでもらえるのが独立系FPのメリットです。

企業に属するFPは、自身の売上のために所属企業の商品を推奨するケースがあります。

医療保険であれば、A社の商品だけよりも、B社やC社・D社と幅広い知識を持ち合わせていたほうが、相談者にあった商品を提案してもらえるでしょう。

より専門的な相談ができる

相談できる分野が限られたFP事務所では、より専門的な視点で問題解決に導いてくれるでしょう

たとえば住宅系専門のFP事務所であれば、ローン・新規購入・不動産投資・火災保険など関連する内容をすべて相談できます。

編集部

解決したい分野に特化したFP事務所がないか探してみてください。

独立系FP相談の相場

有料と無料の割合

FP顧客満足度調査 結果報告書(2015年)によると、FP相談の利用者へ相談料について質問したところ、有料が20%無料が80という結果でした。

有料で利用した人の割合は少ないものの、満足度の観点から見ると、有料で利用した人の方が満足度が高くなっています。

有料のFP相談の費用相場

日本FP協会の調査によると、協会の認定CFP・AFPの1時間あたりの相談料は、5,000円~20,000円程度です。参照:相談料の目安(有料相談) | 日本FP協会

有料の場合でも、初回無料や相談メニューによって金額が設定されているFP事務所もあります。

独立系FPを利用する際の注意点

次の注意点をおさえておくとFP相談で後悔せずに済むでしょう。

  • 商品の勧誘を受ける可能性がある
  • 担当者との相性が合わないことも考えられる
  • FPには専門分野がある

商品の勧誘を受ける可能性がある

独立系FPに相談した場合でも商品の勧誘を受ける可能性はあります。

相談者の話を聞いた上で、プロの目線から見て本当に必要だと判断すれば商品の提案をします。

編集部

なぜその商品を勧めるのかを聞いてみたり、一度持ち帰って検討してみたりするのが良いでしょう。

担当者との相性が合わないことも考えられる

担当者と相性が合わないケースもあります。

相談の進め方、解決方法の提案、顧客の理解度に合わせないなど「ちょっと違うかも」と感じる場合は、担当変更を依頼してみるのも良いでしょう。

FPには専門分野がある

FPには、保険や相続、税金、不動産、相続など専門としている分野があります。

そのため、専門外の相談をした場合には、期待するレベルの回答を得られない可能性があります。

編集部

事前に依頼するFPの専門分野を確認するようにしましょう。

FP相談で失敗しない3つのコツ

FPを探すときには、次のコツをおさえて選んでみてください。

  • 相談したい内容を考えておく
  • FP検索システムで探す
  • 実際に話してみる

相談したい内容を考えておく

あらかじめ相談したい内容を考えておくと、FPが選択しやすくなります。

専門分野やこれまでの相談実績を確認しながら探せるからです。

ライフプランニングの場合、教育資金や住宅購入、資産運用、老後資金など様々なテーマがあります。

編集部

悩みを解決してくれそうなFPに絞って検討してみましょう。

FP検索システムで探す

日本FP協会の検索システムでは、協会に認定されているCFP・AFPだけを探すことができます。

全国のFPを条件で絞込でき、得意分野や保有資格、相談料などをひと目で確認できるようになっています。

実際に話してみる

自分に合うのかどうかは、実際に話してみるのが一番です。

過去の実績や保有資格だけではわからないこともあります。

顧客に寄り添う姿勢や話し方、価値観など、お金というセンシティブな面を見せるからこそ信頼できるFPに相談したいものです。

編集部

無料相談やお試し相談を利用して、雰囲気を確かめてみましょう。

独立系FPを上手に利用してお金の悩みを解消

独立系FPには、多くのメリットがあると紹介しました。

怪しいと言われているから使わないのではなく、選び方や注意点をおさえた上で、うまく独立系FPを利用しましょう。

独立系FPのメリット

  • 中立的な立場でお金のアドバイスをもらえる
  • 多くの商品から選んでくれる
  • より専門的な相談ができる

後悔しないためにも、この記事で紹介したFP相談で失敗しないコツを試して有意義なFP相談にしてください。

独立系FPって実は怪しい?3つの理由と失敗しないFP探しのコツを紹介

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